ヒビノメモ のつづき

ぼんやり考えた事をぼちぼちとかいていくところ

お仕事テトリス(仮称)で自分自身の1週間の働き方を可視化してみよう。

 テトリスと言えば、4つの正方形を組み合わせたブロックが上から落ちてくるので、うまく組み合わせて横に列を作り消しながらある一定の高さを超えないことを維持し続けるゲーム。(超ざっくり)

 テトリス - Wikipedia

 そんなテトリスと似たような仕組みをつかってうまいこと仕事の量を見ながらコントロールできるようになろう。というお話し。

お仕事テトリス(仮称)ってなに?

 お仕事テトリス(仮称)のシートはこんな感じで準備する。

 これが1週間分の仕事を可視化する舞台となる。

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 単位の切り方は好みでよいのだけれど、上の図では1つの枠の2時間になっている。

 枠が4つで8時間。だいたい1日分を表す。それが5日で40時間。おおよそ1週間分の定時内の仕事を表している。それを超える部分は残業となり残業ゾーンとして積み上がっている。今回の図では週に24時間分の残業枠を用意したということになる。(ちょっと多いね・・)これらの時間はそれぞれの勤務形態によって自由に変更すればいいと思う。

 お仕事テトリス(仮称)は、このシートを舞台にどんな風に仕事をしているのかをテトリスのように積み重ねて書き出して見てみよう。というコンセプト。

 リスト形式でメモを取っている方も多いけれど、面積で見ることによって仕事・タスクを大きさみたいな感覚で捉えることができるようになって、変化などに気がつきやすくなる。

 書き出しはのタイミングは2つかな。

  • 1週間分の仕事の計画を立てる。
  • 毎日の仕事の実績を記録する。

それぞれのイメージを書いてみる。

1週間分の仕事の計画を立てる。

たとえばこんな。

 今週は、案件Aの作業を進めつつ、進捗会もあるので出席をしなければ。。。事前に内部での進捗もあるし、資料も作らねばならない。そういえば案件Aで検討会を開催するのだった。出張が必要だ。さらに私は、過去のPJの遺産でQA対応の窓口でもあり、多いときはだいたい週に8時間は忙殺されるのだ。そうそう、案件Aで今週中に進めておきたいところが決まっていたぞ。

といった場合にできる計画はこんな感じ。

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 すでに残業ゾーンへ突入してるので、これ以上増えないように交渉しよう。とか周りが気にして入れないように。ということが起こることが期待される。

毎日の仕事の実績を記録する。

 毎日実績をつけているとこんなことが起こるかもしれない。

 半日で終わるはずだった検討会。一日かかった・・・

書いてみるとこんな感じ。

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ここから、今後の残りの仕事を積み上げるとこんな風にみえてくる。

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今後想定される残業時間も早い段階で検討がつく。そうすると本当にどうにもならないのための対策を準備しておくこともできる。 誰かに引き取ってもらう交渉も気づいた時点ならスムーズかもしれない。

面積で可視化してみるとみえてくるもの。

 わたしはどんな風に仕事をしているのか?がみえてくる。

 仕事の分類毎に色を変えて書き出してみれば、どんな分類の仕事をどれくらい?というのもぱっとみえる。

 計画と実績両方書き出して見比べれば、違いがあったところの理由を考えて次は避ける方法を考えられるかもしれない。

 例では個人だけれども、チームでまとめてみえるようになると5人チームで200時間をどう使おう?とかそんな話もできるようになるかもしれない。

もっとこんな風に働きたい。けどどうやって?だったのがどの仕事を減らしたいとか具体的になりやり方がみえてくるかもしれない。

なんとなく近い?

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

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